アイラブユーは君だけさ

だいたいそんな感じ

君たちのPERFECTな未来を願ってる

 

 


普通の男の子が自らの肉体も精神も切り売りして輝くために普通の男の子じゃなくなっていく。
それがジャニーズJr.だとわたしは思う。

何かを約束されているわけではない、未来の確約がない、一寸先は闇なのかそれともデビューという光なのか。何もわからない。それが彼らの行く道。だからこそ一種刹那的に輝いてみえるのかもしれない。

 

という前書きとはあまり関係のない内容の、ただただ好きな彼らに愛を叫ぶブログです。

 


わたしが好きなJr.のグループはTravis Japanである。

 

f:id:cicadax:20170414211701j:image

 

わたしが覚えた当初、Travis Japanは9人だった。
9人みんなが大好きで、9人のままずっとTravis Japanでいて欲しかった。

顕嵐くんが居なくなり、拡輝が居なくなり。
Travis Japanは7人になった。
9人だった頃からずっと気持ちは変わらなくて、Travis Japanってわたしの特別だった。

わたしは群舞とか、揃ったダンスとかいうものに然程興味があるわけではない。
長年追っていたグループがダンスが揃わないことを特に問題としていないグループだったし、現在応援しているグループも特に揃ったダンスに魅力を感じるということはあまり無い。
どちらかといえば個人的に好きなダンスをしてくれていればそれでいい、と思う。
魅力がないわけじゃなくて、わたしは「揃う」ということを重視していないだけなんだけど。

 

Travis Japanは統率の取れたダンスをする。
体格差のあるメンバーもいるのに、きちんと統率されている。
それは、きっと彼らの目指す先がブレずに一本だからなんだと思う。
揃ったダンスというよりは、揃うために必要な意識の共有がきちんと出来ているダンス、というか。
言葉にすると難しいけれど、彼らのダンスはブレていない。

Travis Japanには秩序がある。

若い男の子が揃って「秩序」なんて言葉を体現するのはなんかダサい。ダサいというか地味。そういうふうに思いがちだと思う。
アウトローに憧れるというか、少しだけハズすのが格好良く見えるというか。
今のジャニーズJr.って「個性」として、いろんな意味で人とは違うことをしよう、人とは違うものを身につけよう、そんなふうに見える。
だから、Travis Japanの秩序はパッと見てその良さがすぐにわかるようなものじゃないのかもしれない。
それでいて、個性の溢れた他のグループのなかにいるTravis Japanは、くっきりと浮き出てくるようにハッキリと違いを見せている。
他のグループより、というのではなくて。他のグループが目指す、体現する、そういうものとはある意味逆走していながら、それこそが間違いなくTravis Japanの「個性」なんである。

喋らせてみれば市井の男子と変わらないような無邪気さを全面に押し出してくるのに、彼らのパフォーマンスにはその年代では考えられないような品性があり、秩序がある。
オリジナル曲を持たず、楽しげにはしゃぐ曲も、色気を全面に出す曲も、ダンスを惜しみなく魅せる曲も、なんでもやる。なんだって自分達らしく魅せてしまう。

わたしは9人だった彼らを見てから、次に7人となった彼らを観るまでに、約一年の間が空いた。
滝翼のバックについてるTravis Japanが、わたしの観た最後の9人の姿である。
次にTravis Japanとして観ることができたのは横アリでのJr.祭りだったけれど、これは七五三掛くんがいなかった公演だった。7人揃って観れたのはJr.祭りの埼玉公演。

7人は、9人だった頃からのブレない姿勢を全く崩していなかった。
それどころか、いっそうその品性に磨きをかけ、向かう所敵なしのパフォーマンスで、Travis Japanの個性を更に強固なものにしていた。
驚いた、彼らの真っ直ぐさに。
直向きといってもいいくらいの、7人のまとまり方に。

正直な話、他のグループだって凄かった。オリジナル衣装はそれぞれ個性に裏打ちされていて、曲だってJr.のクオリティを超えていると感じた。
シンプルにシャツにジャケットという衣装のTravis Japanは、はっきり言って周りに比べたら地味だった。

それでも、その衣装は彼らのダンスを綺麗に揃えて魅せていたし、同じような型の衣装だからこそ個性が光っていた。
釘付けになった。一人一人、どのメンバーを見ても楽しかった。彼らはTravis Japanを楽しんでいる。Travis Japanとしてパフォーマンス出来ることに喜びを感じている。

人数が減ることに対しての痛みは、わたしもだったけれど、本人達の方がよほど痛かったと思う。
その痛みを、Travis Japanを見ている時微塵も思い出さなかった。

7人の姿を見たときに「顕嵐くんがいれば、拡輝がいれば…」そんなふうに思って泣いてしまうんじゃないか、と不安だった。
ところが、わたしはTravis Japanを見ている間ずっと楽しかった。楽しくて、もっと見ていたくて、ただただ最高!と思っていた。
終わった後も興奮冷めやらぬまま喋り散らしていた。
二人がいないことを悲しむ暇なんかないくらい、7人は最高だった。
それは「9人だったTravis Japan」より「7人のTravis Japan」が最高!というわけではない。
9人のTravis Japanは、最高だった。
だけど、7人が9人を下回ることはなかった。それどころか、期待以上に最高だった。
人数が減ることの痛みに浸るより、それ以上に今のTravis Japanをより良くする方を彼らは選んでいた。欠けを感じなかった。
最高すぎてちょっと寂しくなっちゃうくらいだった。


Travis Japanを他と比べることは、意味がない。
彼らは並んで真っ直ぐ歩いていく。
回り道をしても、それを無駄にせずに糧にするだけの根性があるから。

Travis Japan、君たちがいくならその道は間違いない。

パーフェクトじゃない彼らがパーフェクトになるまでの物語を、この先も見逃すわけにはいかない。

 

物凄く個人的な欲望なんだけれどTravis JapanにV6のGUILTYを踊って欲しい。出来ればV6と同じ振り付けで。サビの脚を綺麗に全員揃えた振り付けを、Travis Japanでみたい。supernovaをあれだけ踊って歌って魅力的にやり遂げられるのなら、間違いなくGUILTYだって出来る。因みにGUILTYは不倫の歌だと勝手に思っているので二十歳前後である彼らがどのように解釈して曲を自分のものにするか興味しかない。やって!やってよ!Travis JapanのGUILTYが観たいよ!

 

f:id:cicadax:20170414211755j:imagef:id:cicadax:20170414211814j:image

 

 

 

 

ついでみたいになってしまってるけど、こっちもちゃんと本題である。

 

中村海人くん、二十歳のお誕生日おめでとう!

 

成人しているとはとても思えないようなあどけない笑顔が、がむしゃらでも美しいダンスが大好きです。

Travis Japanを好きになった当初は印象の薄い子だったけれど、そんな海人くんが「見ていたい」と思わせてくれたのはマッチさんのコンサートでのこと。
ド天井からでも、海人くんのダンスが目に止まった。

滝翼のバックについていて、ハットを被ってしまうとスタンド後列にいたわたしには誰が誰だかわからなくなってしまって、双眼鏡で「一番好きなダンスの子を見ていよう」と追っていた。


ずっと双眼鏡の視界のなかにいた彼がハットを放った。

 

それが、中村海人くん、君だった。


身体の全てを動かすような勢いのあるダンスが、目を引く。
Jr.祭りで、たくさんたくさんJr.がいたけれど、海人くんはどこにいても見つけられた。
優馬くんのラジオで、苦手なのも好きなのもダンスだと答えていた。わたしはそんな海人くんのダンスだから好きなのだ。

だった二年たらずでみるみるうちに大人の顔をするようになって、格好良くなって。でも、やっぱり可愛いところは変わらずにあって。
大きな犬みたいな可愛さも、小動物のような繊細さも、普通の男の子みたいながさつさも、外国の男の子のような綺麗なお顔も、新たに発見するたびに嬉しくなって、もっと見ていたくなります。

大人になって、これからも素敵になっていく海人くんを、見るチャンスがあれば逃さないようにしていきたいです。

踊っているときの、笑顔からふっと真剣な表情に変わる、その一瞬に見惚れていたい。
おめでとう、おめでとう!

努力は必ず誰か見てるから、わたしも見ているからね!

 

 中村海人くんをみていると思い出す曲があって。PerfumeのBaby Faceという曲なんだけど、曲名からしてすでに海人くんって感じじゃないですか?わかる〜〜!(自問自答)

 f:id:cicadax:20170414212259j:image

ベイビーフェイスにも程があるんちゅ…

 

歌詞がこんな感じなんですが、

f:id:cicadax:20170414212533j:image

 

名実ともに大人になった海人くんですが、そのまま「自分らしい」を背伸びしすぎずに楽しめる二十歳の年になったらいいな、とわたしは思うのです。

f:id:cicadax:20170414212656j:image

 

君の生意気が、わたしにとって

なんだかそうなの 可愛くって♡ 

 

 

 

 

 

 

 

以下、蛇足。

 

Travis Japanの良さは品性と秩序だが、彼らのそれをわたしが観て思うのは最近これに尽きる。

 

Travis Japanとは着エロである」

 

衣服を肌蹴て露出し、腰を振るようにして目に明らかなエロスではない。俗物的なそれが訴えかけるものが確かにあるので、それを貶めたいわけではない。そういうアカラサマなエロが好きだったりもする。
でもわたしが好きなのはなんといっても着エロだ。美しく品のある青年には白いシャツが似合うし、ジャケットはその身体を包むに相応しい。
彼らは心得ている。自らの身体が包むほどにその色香を惜しみなく振りまくことを。蝶ネクタイに、リボンタイに、禁欲を匂わせておきながら。些細な仕草に、視線の行く先に、髪の一筋が舞う最中に色を滲ませることをやってのける。

Travis Japanには10代もいるというのに、最年長ですら四半世紀も生きていないのに、恐ろしいばかりだと思う。
Travis Japanは垂涎ものの着エロだ。彼らを双眼鏡で視姦することが合法であることをわたしは感謝してやまない。